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すずらん

5/1はすずらんの日

だったらしい。

そんな事をぼんやり考えていたら、父方の祖父と、庭を思い出した。

祖父母の家の庭には、すずらんが植わっていた。誰が植えたのか、思い出せないけれど、庭を通る時にすずらんが見えると嬉しかった記憶がある。

もらって帰ることもできたはずだけれど、欲しいと言ったことはない。可憐すぎて、壊れてしまいそうに思ったのだろうか…

今日は、母方の祖父の命日だった。

あまりに早くに亡くなってしまうと、やはり思い出が少ない。

もう声が思い出せない。

とてもオシャレな人で、いつも香水の香りがしていた。でも、家に変えれば、ステテコで。それでもだらしなく見えなかったのは、下着にまでアイロンがかかっていたからだろうか…

人は亡くなるとどこに行くのか。

もし生まれ変わってしまうのなら、先祖に祈るのは難しい。

輪廻転生を否定する訳ではないけれど、私達をどこからか、見守ってくれている良いな。

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